
平屋に住んで2年半。よかったこと、後悔したこと、思ったよりかかったお金を、家づくりの資金計画書と一緒に並べてみたよ。
この記事でわかること
- 平屋に住んで2年半、よかったこと6つと、後悔・気になったこと
- 資金計画書の総額に入っていなかった外構385万円
- 固定資産税・火災保険など、住んでから毎年かかるお金
平屋を建てようか迷っていると、住んでからの本音が気になりますよね。
僕は年収300万円台で、40代の夫婦2人暮らし(滋賀・共働き)です。2024年の春に、平屋の新築へ入居しました。この記事では、住んでみて分かったことと、家づくりの資金計画書を見返して気づいたお金の話を書きます。
先に答えを言うと、平屋でよかったのは「階段がない」「家事がワンフロアで終わる」こと。後悔はキッチンのコンセントの位置で、気になったのは冬の寒さです。お金で一番大きかったのは、資金計画書の総額の外にあった外構385万円でした。
結論|平屋はよかった。お金は計画書の外に385万円
| 分類 | うちの場合 |
|---|---|
| よかったこと | 階段がない/ルンバが家じゅうを回れる/洗濯が楽/家事の動線が短い/庭に出やすい/老後も安心 |
| 後悔したこと | 壁付けキッチンなのに、コンセントが反対側の棚にしかない/冬が寒い(天井が高く部屋が広い) |
| 思ったよりかかったお金 | 外構385万円(資金計画書の総額に入っていなかった)/固定資産税 年約12万円 |
平屋にしてよかったこと
階段がなくて楽
一番は、上り下りがないことです。家の中の移動が全部同じ階で済むので、楽です。
ルンバが家じゅうを回れる
2階がないので、ルンバが家じゅうを掃除できます。共働きで平日の昼は誰もいないので、留守の間に毎日動かしています。ルンバを買う前に確かめたことは、別の記事にまとめました。

洗濯が楽
洗う・干す・しまうが全部同じ階で終わります。重い洗濯物を持って階段を上り下りすることがありません。
家事の動線が短い
キッチン・パントリー・洗面など、家事で動く場所が近くにまとまっています。家の中を行ったり来たりする距離が短く済みます。
庭やウッドデッキに出やすい
どの部屋も地面と同じ高さなので、庭やウッドデッキにすぐ出られます。
老後も安心
階段がないので、年を取ってもこのまま住み続けられると考えています。
後悔したこと|キッチンのコンセントが反対側にしかない
うちのキッチンは、壁に向かって立つ壁付けキッチンです。ところが、コンセントは作業台の側になく、反対側の棚にしかありません。

ミキサーなどを作業台で使うときに、こちらにあれば便利だったと思います。とはいえ、今は延長コードで困らずに使えています。家づくりを妻に任せきりにした話の中でも、後悔はこのコンセント1か所だけでした。
これから建てる人は、図面に「家電を使う場所」を書き込む
ミキサーやホットプレートなど、作業台で使う家電を先に書き出しておきます。そうすると、どちら側にコンセントが要るかが見えます。打ち合わせで図面を見るときは、部屋ごとに「ここで何を使うか」を書き込んでから確認するのがおすすめです。
ネットの配線を集める光コンセントの位置で困らなかった話は、別の記事に書いています。

住んでみて気になったこと|冬が寒い
平屋で困っていることを挙げるなら、冬の寒さです。うちは天井が高く、部屋も広いので、冬は寒く感じます。
そこで家を建てるときに、遠赤外線で温めるガスストーブを使えるよう、最初からガスの差し込み口(ガスソケット)を付けました。こたつは使っていませんが、ホットカーペットは使っています。家じゅうを温めるのではなく、生活している範囲だけを温めるやり方です。
収納・外からの視線・生活音は気にならなかった
平屋の後悔としてよく挙がる、収納の少なさ・外からの視線や防犯・部屋どうしの生活音は、うちではどれも気になっていません。後悔はキッチンのコンセントくらいです。
庭の手入れは、芝生の分だけ要る
庭の一部は芝生にしているので、秋と冬以外は手入れが必要です。うちでは、芝生の手入れはもう趣味になっています。砂利のところは、半分ほどに防草シートを敷いています。
資金計画書に入っていなかったお金|外構385万円
家づくりのとき、資金計画書をもらいました(2023年7月・概算)。工事の費用のほか、登記やローンの手数料まで項目ごとに並び、最後に「総合計」が書いてあります。
ところが見返すと、総合計の外に「お見積りに含まれておりません」「別途」と書かれた項目がありました。
| 項目 | 計画書の書き方 |
|---|---|
| 外構工事 | お見積りに含まれておりません → 別の見積もりで385万円 |
| カーテン・ブラインド | お見積りに含まれておりません |
| エアコン | お見積りに含まれておりません |
| 地盤改良工事 | お見積りに含まれておりません |
| 家具・家電・引越し | 別途 |
※うちの資金計画書(2023年7月・概算)の記載です。何が含まれるかは建築会社ごとに違います。
計画書の段階で、工事の費用は合計で約3,925万円でした。外構の見積もり(2023年11月)は、駐車場のコンクリート・アプローチ・土留めの壁・植栽などで税込385万円。総合計とは別に、この金額が乗る形です。

計画書の「総合計」を家の値段だと思って見ると、外構だけで385万円ずれるんだよね。「総合計に入っていないもの」の欄は、最初に見ておいてほしい。
住んでからかかるお金
固定資産税は年約12万円
うちの固定資産税は年約12万円、月にならすと約1万円です。賃貸のころにはなかった出費です。
新築の固定資産税は、最初の3年間が半分になる仕組みがある
条件を満たす新築の戸建ては、固定資産税が3年間(認定長期優良住宅は5年間)2分の1に減額されます。減額の期間が終わると、元の額に戻ります。減額を受けている家は、数年後に税額が上がる前提で家計を見ておくと安心です。くわしい条件は市町村で確かめてください。
火災保険・地震保険
資金計画書では、火災保険と地震保険を5年分で25万円(概算)と見込んでいました。1年あたりにすると約5万円です。
平屋が向く家・考えたほうがいい家
平屋は、同じ広さなら2階建てより広い土地が要ります。土地の値段が高い地域では、そのぶん負担が増える点は覚えておきたいところです。家族の形でも、合う・合わないは変わります。
| 家族の形 | 先に考えたいこと |
|---|---|
| 一人暮らし | 家を持つ前に、賃貸との総額の差を見る |
| 夫婦2人(僕) | 階段がない楽さ。キッチンなど家電を使う場所のコンセント |
| 子育て世帯 | 部屋数が増えると、必要な土地も広くなる |
| 親と同居 | 段差のない暮らしが、親にとっても楽になる |
※僕の家以外は、考え方を整理するための目安です。
これから平屋を建てる人へ|うちが確かめておけばよかったこと
建てる前のチェックリスト
- 資金計画書の「総合計」に入っていないもの(外構・カーテン・エアコン・地盤改良・家具家電)を聞く
- 外構の見積もりも、総額を決める前にそろえる
- キッチンなど、家電を使う場所を図面に書き込んでコンセントの位置を決める
- 天井の高さと部屋の広さから、冬の暖め方(暖房の種類・ガスや電源の差し込み口)を先に決める
平屋を建てる前によくある疑問
外構はいつ見積もりを取ればいい?
うちは資金計画書が2023年7月、外構の見積もりが同じ年の11月でした。総額を決める前に外構の見積もりもそろえておくと、ローンの借入額を決めるときにずれが出にくくなります。
家づくりの打ち合わせは夫婦でどう分けた?
うちは建築士の妻に任せて、僕はほとんど口を出していません。その分担の話は「家づくりを建築士の妻に任せきりにした話」に書いています。
まとめ|平屋の後悔はコンセントと計画書の外のお金
- 平屋でよかったのは、階段がない・ルンバ・洗濯・家事の動線・庭に出やすい・老後の安心
- 気になったのは冬の寒さ。生活している範囲だけを温めている
- 後悔は、壁付けキッチンのコンセントが反対側の棚にしかないこと
- 資金計画書の総合計の外に、外構385万円・カーテン・エアコン・家具家電があった
- 固定資産税は年約12万円。新築の減額を受けている家は、3年(長期優良住宅は5年)で元の額に戻る

これから建てる人は、資金計画書をもらったら「ここに入っていないものは?」って一回聞いてみて。うちは外構だけで385万円あったよ。
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