
キッチンに最初から付いてたタカギの浄水器。カートリッジ代、地味に高くない…?って思ったこと、ありませんか?
この記事でわかること
- タカギの蛇口一体型浄水器ってどんなもの?
- カートリッジ3種類の価格と違い
- 月額に直すといくら?ペットボトルと比べた結果
- 定期便を使って感じたメリットと注意点
新築マンションや建売住宅に住み始めたら、キッチンの蛇口に「浄水」ボタンが付いていた。そんな人、結構多いと思います。あれの正体が、タカギの蛇口一体型浄水器「みず工房」です。
僕も引っ越して初めて存在を知って、最初に思ったのが「カートリッジ代って高いんじゃないの?」でした。そこで実際に月額換算して、ペットボトルの水と比べてみました。
先に結論です。標準カートリッジを3か月サイクルで使うと月あたり約1,247円。2Lのペットボトル水を毎日買う(月約3,000円)より半額以下でした。僕は「これは続けてOK」と判断して、定期便を使い続けています。計算の根拠はこの後きちんと説明しますね。
純正カートリッジの価格・申し込みは公式サイトへ
タカギの蛇口一体型浄水器とは

タカギは北九州の散水用品メーカーで、キッチン水栓と浄水器が一体になった「蛇口一体型浄水器」を作っています。蛇口のレバーひとつで「原水・浄水・シャワー」を切り替えられて、カートリッジは蛇口の先端部分に内蔵されています。
ポット型浄水器のように冷蔵庫の場所を取らないし、据え置き型のようにシンク周りにホースが這うこともない。「浄水器を置いている感」がゼロのまま、蛇口からそのまま浄水が出るのが最大の特徴です。
カートリッジは3種類。価格と違いを比較
これが実際に使っているカートリッジです。円筒形で、中身は活性炭(塩素や臭いを吸着する炭のフィルター)と中空糸膜(目に見えない細かい穴でにごりや雑菌を物理的にこし取る繊維状のフィルター)。蛇口の先端に差し込んで使います。


カートリッジは性能別に3タイプあります。公式の定期お届けサービスの価格(送料込み)はこちらです。
| タイプ | 除去物質 | 価格(税込・送料込) |
|---|---|---|
| 標準タイプ | 7+1物質 | 3,740円/個 |
| 高除去性能タイプ | 16+1物質 | 4,290円/個 |
| 高除去+にごり除去タイプ | 16+3物質 | 5,060円/個 |
出典:タカギ公式「浄水カートリッジ定期お届けサービス」(2026年6月時点)
高除去タイプは、最近ニュースでよく聞くPFOS・PFOA(有機フッ素化合物)の除去にも対応しています。水の安全性が気になる人はこちらを選ぶと安心です。
定期お届けサービスの特典
- 交換サイクルは2・3・4か月から選べて、ポスト投函で届く(受け取り不要)
- お届け12回ごとに浄水器部(蛇口の先端部分)を無償で新品交換
- 継続割引あり:10回以上で100円引き、20回以上で200円引き
月額に直すといくら?ペットボトルと比較
タイトルの「カートリッジ代は高い?」の答え合わせです。僕は標準タイプを3か月サイクルで使っているので、月あたりのコストはこうなります。
3,740円 ÷ 3か月 = 月あたり約1,247円
一方、2Lのペットボトル水を1日1本(約100円)買うと、月30本で約3,000円。重い水を運ぶ労力とゴミ出しの手間もかかります。高除去タイプを3か月サイクルにしても月あたり1,430円なので、それでもペットボトルの半額以下です。※計算例は解説用で、使用量や購入価格によって変わります。
水まわりの出費は「月額」に直して初めて、高いか安いかを判断できます。カートリッジの値札だけ見て「高い!」と思っていた僕には、ちょっと反省の結果でした。

1本3,740円は高く見えるけど、月額1,250円なら飲み会1回我慢するより安いんですよね。
アクアクララなどのウォーターサーバーと比べると?
「ペットボトルより安いのはわかったけど、アクアクララみたいなウォーターサーバーとならどっちがいいの?」という人も多いと思います。月額の目安と、ネット上で見かける利用者の声を両方並べてみました。
| 方式 | 月額の目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| タカギ(標準・3か月サイクル) | 約1,247円 | カートリッジ代のみ(水道代別・電気代不要) |
| アクアクララ(宅配型アクアスリム) | 約5,934円 | 水代+あんしんサポート料1,100円+電気代(月30L使用時の試算) |
出典:タカギ公式/マイベスト「アクアクララの口コミ・評判は本当?」(2026年6月時点。※金額は各出典の試算で、使用量・プランにより変動します)
コストだけ見ると4倍以上の差がありますが、ウォーターサーバーにしかない価値もあります。両方の利用者の声をネットの口コミ・レビューから拾って要約しました。
カートリッジはいつ替える?交換時期の見分け方
月額の話をしてきましたが、そもそも「3か月」というサイクルが自分の家に合っているのかは、使う水の量で変わります。タカギのカートリッジは使用月数ではなく「ろ過できる総水量」で寿命が決まるので、水をよく使う家庭ほど早く来ます。
| サイクル | 向いている家庭 | 標準タイプの月額 |
|---|---|---|
| 2か月 | 4人以上・料理にも浄水を使う | 約1,870円 |
| 3か月(筆者) | 2〜3人・飲み水と米とぎが中心 | 約1,247円 |
| 4か月 | 1〜2人・飲み水だけに使う | 約935円 |
※標準タイプ3,740円(送料込)を各サイクルで割った計算例です。実際の寿命は使用水量によって変わります。
数字を追わなくても、「浄水の出が細くなってきた」「水の味が水道水に近づいた」と感じたら交換のサインです。うちは3か月サイクルにしていますが、来客が続いた月はその前に出が悪くなったこともありました。定期便はサイクルの変更や一時停止がマイページからできるので、届いたカートリッジが余り始めたら間隔を延ばすのが無駄がありません。
交換用のカートリッジは、こういうパッケージで届きます。裏面に交換手順の図解がそのまま印刷されているので、説明書を探す必要はありません。

交換作業そのものは1分もかからない
蛇口の先端部分を反時計回りに回して外し、古いカートリッジを抜いて新しいものを差し込み、元に戻すだけです。工具も不要で、水を止めておく必要もありません。最初の1回さえやってしまえば、次からは何も見ずにできます。
交換した直後にやること(意外と見落とされます)
新しいカートリッジを取り付けたら、「浄水」で約1分以上、水を流してから使い始めてください。パッケージにも明記されている手順です。
また、カートリッジの表面に黒い微粒子が付いていることがありますが、これはろ材の活性炭で品質に問題はありません。初めて交換したときは「不良品かな」と一瞬ドキッとしましたが、正常な状態です。
整理すると、「冷水・温水がすぐ出る利便性」に月5,000円払えるならウォーターサーバー、「飲み水のコストと省スペース」を取るなら蛇口一体型浄水器です。うちはキッチンに最初からタカギが付いていたこともあり、月1,250円で使い倒す方を選びました。サーバーの置き場所を確保しなくていいのも、狭いキッチンにはありがたいポイントです。
買う前によくある疑問
Q. カートリッジは通販の方が安い?
楽天やAmazonでも純正カートリッジは買えますが、公式の定期お届けサービスには「12回ごとに浄水器部を無償交換」「10回以上で100円引き・20回以上で200円引き」という継続特典があり、長く使うほど公式が有利になります。単発で1個だけ買い足したいときは通販、これからずっと使うなら定期便、という使い分けが現実的です。
Q. 賃貸でも使える?引っ越すときはどうなる?
タカギの蛇口一体型は物件の設備としてあらかじめ付いているケースがほとんどなので、賃貸なら本体は大家さん・管理会社の持ち物です。カートリッジは自分で買う消耗品なので、引っ越すときは本体は置いていき、買い置きのカートリッジだけ持っていく(または処分する)ことになります。定期便は自分の契約なので、退去に合わせて停止・住所変更の手続きが必要です。なお、12回ごとの浄水器部の無償交換は賃貸物件だと対象外です。カートリッジの定期便そのものは賃貸でも使えますが、この特典だけは付かない点に注意してください。
Q. 浄水をお湯で出してもいい?
いけません。浄水モードでお湯を流すとカートリッジの活性炭が傷み、寿命が一気に縮みます。お湯を使うときは必ず原水(シャワーまたはストレート)に切り替えます。うっかりやりがちなポイントで、僕も最初の頃に何度かやってしまいました。
Q. しばらく家を空けたあと、そのまま飲んでいい?
旅行などで数日使わなかったあとは、原水を10秒ほど流してから浄水に切り替えるのが安心です。浄水は塩素が除去されているぶん雑菌が繁殖しやすく、カートリッジ内に滞留した水をそのまま飲むのは避けたいところ。これは浄水器全般に共通する注意点です。
Q. 定期便はいつでもやめられる?解約金はかかる?
次回お届け予定日の14日前までに連絡すれば解約できます。最低利用期間も解約料もありません。手続きはマイページアプリかチャットから。ウォーターサーバーだと1〜2年未満の解約で6,600〜11,000円の解約金がかかるケースがあるので、やめたくなったときの身軽さは浄水器側の強みです。
Q. 交換サイクルは後から変えられる?
変えられます。2か月・3か月・4か月から選べて、あとからマイページアプリの「定期購入商品情報の確認・変更」で切り替えできます。使う量が想定とズレても調整できるので、迷ったら真ん中の3か月から始めるのが無難です。
実際に使って感じたメリットと注意点
使い始めて感じたメリットは3つあります。まず、シンク周りに何も置かなくていいので掃除がラク。次に、カートリッジ交換は蛇口の先端をくるっと回して差し替えるだけで、慣れれば1分かかりません。そして定期便がポスト投函で届くので、「交換時期を覚えておく」という仕事自体が無くなります。ズボラな僕には、これが一番効きました。
使う前に知っておきたい注意点
- カートリッジは純正が前提。非正規の互換品も出回っているが、タカギ公式が「非正規品にご注意ください」と明確に注意喚起しており、浄水性能・本体保証の面でリスクがある
- 交換サイクルを過ぎて使い続けると浄水能力が落ちる(飲み水の意味がなくなる)
- 浄水は塩素が除去されているので、汲み置きせず早めに飲み切る必要がある
特に1つ目は人によってはデメリットです。ブリタのようなポット型と違って競争原理が働かないので、カートリッジ単価そのものは安くありません。ただ僕は「月額1,250円で浄水が蛇口から無限に出る」という利便性に対しては、十分元が取れていると感じています。
まとめ
まとめ
- タカギの蛇口一体型浄水器は新築の家に最初から付いていることが多い
- カートリッジは3種類。標準3,740円〜高除去+にごり5,060円(送料込み)
- 標準タイプ・3か月サイクルなら月あたり約1,247円で、ペットボトルの半額以下
- 定期便はポスト投函&12回ごとに浄水器部が無償交換されるので放置でOK
- 冷温水の利便性ならウォーターサーバー、コストと省スペースならタカギ(月額で約4倍差)

せっかく家に付いている設備なら、コストを把握して気持ちよく使い倒しましょう!
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