
ウォーターサーバーのCM、正直ちょっと憧れます。でも月額を見て毎回手が止まってました。
この記事でわかること
- 浄水器とウォーターサーバーの年間コスト差
- 僕がサーバーを選ばなかった理由
- それでもサーバーの方が合う人の条件
水道水をそのまま飲むのはちょっと抵抗がある。かといってペットボトルを箱で買うのも重い。そこで浮かぶのがウォーターサーバーですが、月額料金を見ると「うーん」となりませんか。
僕も検討しました。結論から言うと導入せず、カートリッジ式の浄水器のままです。ただ「高いからやめた」で終わらせると雑なので、実際に年間コストを計算して、どういう人ならサーバーの方が得なのかまで整理しました。
結論:コストだけなら浄水器の圧勝です
先に答えを言います。年間コストの差は3万円以上ありました。水を飲むという目的だけなら、浄水器で完全に足ります。
ただし、ウォーターサーバーが売っているのは「水」ではなく「お湯」です。ここに気づくと判断が変わります。順番に説明します。
年間コストを計算してみた
夫婦2人で1日2Lを飲む想定(年間およそ730L)で、3つの方法を比べます。
| 方法 | 年間コスト | 内訳 |
|---|---|---|
| カートリッジ式浄水器 | 約5,000〜7,000円 | カートリッジ年5〜6個 |
| ペットボトル2L | 約36,000円 | 1本100円×週7本 |
| 浄水型ウォーターサーバー | 約36,000〜48,000円 | 月額3,000〜4,000円(電気代込み) |
※浄水型サーバーの月額相場は価格.com「浄水型ウォーターサーバー人気ランキング」等を参考にした概算。機種・契約年数により変動します。カートリッジ代は交換目安2か月として算出。
浄水型サーバーの年間コストは、ペットボトルを箱買いするのとほぼ同じでした。そして浄水器と比べると年間3万円以上の差になります。
それでもサーバーが選ばれる理由
ここまで見ると「じゃあ全員浄水器でいいのでは」となりますが、そうはなりません。理由はサーバーが提供しているのが水ではなく「温度」だからです。
浄水型サーバーはボタンひとつで温水と冷水が出ます。つまり、お湯を沸かす行為そのものが家から消えます。
サーバーの本当の価値
1回あたり数分の「やかんでお湯を沸かす時間」がゼロになります。コーヒー、カップ麺、離乳食、白湯。1日に何度もお湯を使う家庭ほど、この差は積み上がります。
逆に言えば、お湯を使う頻度が低い家庭にとっては、年3万円払って買うものが特にないということでもあります。
僕がサーバーを見送った決め手
我が家にはコーヒーメーカーがあります。
お湯を使う場面の大半はコーヒーで、それは既に自動化されています。つまりサーバーが解決してくれる問題を、うちは先に別の方法で解決済みだったということです。
この状態で年3万円を追加で払っても、増えるのは「冷水がすぐ出る」だけ。それは冷蔵庫で足りています。だから買いませんでした。
家電を選ぶとき、僕は「これを入れると自分の手間がどれだけ減るか」で判断しています。サーバーは減らせる手間が、我が家にはもう残っていなかったという結論でした。
「いらない派」と「いる派」、それぞれの言い分
僕は導入していないので、ここは他の人の声を調べました。ネット上の意見はきれいに真っ二つに割れていて、しかもどちらの言い分にも筋が通っています。左右に並べたので、自分がどちらに近いか見比べてみてください。
読み比べて気づいたこと
いらない派の不満のうち、上の2つ(重い・場所を取る)はボトル式に対する不満です。浄水型は水道水を注ぐ方式なのでボトル交換がなく、卓上のコンパクトなモデルもあります。つまり「やめた理由」の上位は、浄水型を選べばかなり消えます。
逆に電気代・掃除・解約金の3つは浄水型でも起きます。ここは納得してから契約すべき部分です。
そして、いる派の理由を並べて改めて思ったのは、ほとんどが「お湯」か「運ぶ手間」の話だということです。裏を返せば、その2つに困っていない家庭にとっては、やはり必要ないという結論になります。
浄水器で足りる人・サーバーが合う人
浄水器で足りる人
- お湯を沸かす回数が1日1〜2回程度
- 電気ケトルやコーヒーメーカーが既にある
- 飲む量がそれほど多くない(2人で1日2L程度)
- 置き場所を増やしたくない
この条件なら、年5,000円台で同じ目的が達成できます。わざわざ月額を払う理由がありません。
サーバーの方が合う人
- 1日に何度もお湯を使う(お茶・カップ麺・離乳食・白湯など)
- 小さい子どもがいて、ミルク作りの時間を減らしたい
- 家族が多く、飲む量が2Lでは全然足りない
- 今ペットボトルを箱で買っている(この場合はコストがほぼ変わらず、運ぶ手間だけが消えます)
特に最後の条件は見落とされがちです。ペットボトル派からの乗り換えなら、実質的な追加負担はほぼゼロ。重い箱を運んでゴミを捨てる手間が丸ごと消えるので、この層にとってはかなり合理的な選択になります。
契約前に確認しておくこと
浄水型サーバーは月額が安いプランほど契約期間の縛りが長い傾向があります(3年〜6年など)。途中解約すると違約金が発生することが多いので、月額の安さだけで選ばず「何年使う前提か」を先に決めてから比較してください。
まとめ
- 水を飲むだけなら浄水器の圧勝。年間で3万円以上の差が出る
- サーバーが売っているのは水ではなく「お湯がすぐ出る状態」
- 電気ケトルやコーヒーメーカーが既にあるなら、買う理由は薄い
- 逆にペットボトルを箱買いしている人は、コストほぼ据え置きで手間だけ消せる

憧れだけで契約しなくてよかったです。でも「ペットボトルを買ってる人なら実質タダで手間が消える」と気づいたときは、なるほどと思いました!
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