
日銀が利上げってニュース見たけど、うちの住宅ローンっていつから上がるんだ?
2026年9月8日、日銀が今月の会合で政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げる方針だ、と共同通信が報じました。会合は9月17日・18日。政策金利は6月16日に1.0%程度へ上がったばかりで、7月31日の会合では据え置きでした。
僕の家は新築3〜4年目で、変動金利の住宅ローンを返している最中です。知りたかったのは「で、いつ返済額が上がるのか」の一点でした。調べたら、9月18日の結果を待つ話ではありませんでした。
変動金利は日銀ではなく短プラで動く。その短プラは8月に上がっている
変動金利型の住宅ローンは、日銀の政策金利に直接つながってはいません。基準は銀行の「短期プライムレート(短プラ)」で、日銀が動くと少し遅れて短プラが動きます。
短期プライムレート(短プラ)=銀行が信用力の高い企業に1年以内で貸すときの最優遇金利。変動金利型の住宅ローンは、この短プラに連動して決まる。
その短プラは2026年8月3日に2.125%から2.375%へ上がりました(日本銀行「短期プライムレート(主要行)の推移」)。6月の利上げ分が回ってきた形です。9月の会合の結果を待つまでもなく、上がる材料はもう出ています。
見直しは年2回。10月1日の分が返済に届くのは来年1月
変動金利の基準金利を見直すのは4月1日と10月1日の年2回、という銀行が一般的です。金利が変わっても、新しい利率で計算するのは6月・12月の返済日の翌日から。実際に効いてくるのは7月分と1月分の返済からです(京都銀行「変動金利ご利用時における金利見直しルール」)。
だから8月3日の短プラ引き上げは10月1日の見直しに乗り、来年1月の返済分に届きます。9月18日に利上げが決まった分は、そのさらに次=来春の見直し以降です。
ただし5年ルールのある銀行なら、5年間は毎月の返済額そのものが変わりません。増えるのは返済額の中の利息で、そのぶん元金の減りが遅くなります。返済額が上がる場合の上限も、前の返済額の1.25倍までです。
0.25%上がると、いくら変わるのか
- 残高2,500万円・残り30年・金利0.6%なら、毎月の返済は75,899円
- 同じ条件で金利0.85%になると78,699円(月2,800円・年33,600円の増加)
- 5年ルールのある銀行では返済額は据え置き。増えた利息のぶん元金が減らなくなる
10月の通知が来る前にやっておく3つ
- 金利タイプを確認する。変動か固定か即答できないなら、借入先のマイページを開くところから
- 見直しの通知がどこに来るか確かめる。Web明細だけの契約だと、気づかないまま1月の返済日を迎えます
- 月3,000円の余白を固定費で先に作る。金利が動いてから慌てるより早いです
効くのは3番目です。食費を我慢して毎月3,000円をひねり出すやり方は続きません。削る順番を先に決めておくほうが、同じ3,000円でも痛みが小さく済みます。
うちはカードローンの滞納歴を抱えたまま住宅ローンの審査を受けました。通ったあとに効いてくるのは、審査の話ではなく毎月の余白のほうでした。

今日のニュースより、8月に上がった短プラのほうが先に届くのか。うちは10月の通知待ちだな
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