「高配当株投資って、実際どれくらい配当がもらえるの?」——僕が投資を始める前に一番知りたかったのに、なかなか出てこなかった情報です。理屈やシミュレーションはいくらでも見つかるけど、リアルな数字を出している人は意外と少ない。
なのでこの記事では、僕の高配当株ポートフォリオ(34銘柄)の中身を業種別の内訳まで、金額ごと公開します。投資額・評価額・年間配当見込み・利回り、ぜんぶ本物の数字です。個別の銘柄名は伏せますが、構成はそのまま見せます。選んだ理由(①)と選び方の基準(②)に続く、シリーズ3本目の「実物公開」回です。

金額もぜんぶ出します。「高配当株を買うとこうなる」のリアルな実例として、判断材料にしてください。
この記事でわかること
- 高配当株ポートフォリオの中身(34銘柄・業種別の金額内訳)
- 投資額246万円で年間いくら配当がもらえるか
- 配当が入る月の偏り(配当カレンダー)と分散のコツ
- 僕が守っている運用ルール
結論:投資額約246万円で、年間配当見込みは約10.6万円

まず全体像から。2026年6月時点のポートフォリオはこうなっています。
| 購入額(投資元本) | 2,461,976円 |
|---|---|
| 評価額 | 2,570,737円 |
| 評価損益 | +108,762円(+4.4%) |
| 保有銘柄数 | 34銘柄 |
| 年間配当見込み(税引前) | 106,605円 |
| 取得利回り(平均) | 約4.3% |
※筆者の実際の保有データ(2026年6月時点)。金額は端数を丸めています。
年間配当見込みの約10.6万円は税引前の数字です。配当には約20.315%の税金がかかるので、課税口座なら手取りは約8.5万円。月平均にすると7,000円ちょっとが、何もしなくても入ってくる計算です。「月7,000円の不労所得」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、これは銀行預金の数千倍の利回りです。
ちなみに評価損益は+108,762円(+4.4%)。高配当株投資は値上がり益を狙う投資ではないので、ここは「マイナスじゃなければ十分」くらいの感覚で見ています。
ポートフォリオの中身を業種別に公開
それでは中身です。34銘柄を業種ごとに集計しました。どの業種にどれだけ入れて、いくら配当が出るのかが一目でわかります。
| 業種 | 銘柄数 | 評価額 | 年間配当 | 構成比 |
|---|---|---|---|---|
| ETF・他 | 1 | 326,060円 | 15,674円 | 12.7% |
| サービス業 | 4 | 253,616円 | 10,879円 | 9.9% |
| 化学 | 3 | 231,259円 | 8,340円 | 9.0% |
| 情報・通信業 | 3 | 174,249円 | 7,903円 | 6.8% |
| 倉庫・運輸関連業 | 2 | 150,910円 | 6,680円 | 5.9% |
| 不動産業 | 2 | 140,970円 | 5,940円 | 5.5% |
| その他金融業 | 2 | 138,174円 | 6,408円 | 5.4% |
| 卸売業 | 2 | 135,675円 | 6,725円 | 5.3% |
| 食料品 | 2 | 119,197円 | 4,475円 | 4.6% |
| 建設業 | 2 | 116,769円 | 4,791円 | 4.5% |
| その他製品 | 2 | 112,307円 | 5,428円 | 4.4% |
| 電気・ガス業 | 1 | 90,528円 | 2,300円 | 3.5% |
| 保険業 | 1 | 82,746円 | 2,880円 | 3.2% |
| 小売業 | 1 | 79,422円 | 3,100円 | 3.1% |
| 医薬品 | 1 | 78,771円 | 3,087円 | 3.1% |
| 機械 | 1 | 76,216円 | 3,360円 | 3.0% |
| 金属製品 | 1 | 72,930円 | 2,100円 | 2.8% |
| ガラス・土石製品 | 1 | 68,040円 | 2,240円 | 2.6% |
| 銀行業 | 1 | 65,098円 | 2,035円 | 2.5% |
| 精密機器 | 1 | 57,800円 | 2,260円 | 2.2% |
| 合計(20業種) | 34 | 2,570,737円 | 106,605円 | 100% |
※年間配当は1株配当×保有株数の見込み額(税引前)。個別の銘柄名は伏せていますが、金額は実際の保有データです。
1銘柄あたり3〜9万円の「均等分散」が基本
1銘柄に大きく張っていません。一番大きいREIT ETF(約32万円)を除けば、個別株は1銘柄3〜9万円ずつ。どれか1社が減配・無配になってもポートフォリオ全体への影響は数%で済む設計です。業種も20業種に分けて、特定の業界への依存をなくしています。
配当カレンダー:入金は6月と12月に集中する
高配当株投資を始めて気づいたのが、配当が入る月はかなり偏るということ。日本企業は3月決算が多いため、期末配当が6月、中間配当が12月にドッと入ります。僕の34銘柄の支払月を集計するとこうなります。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 8 | 1 | 2 | 25 | 0 | 0 | 8 | 1 | 2 | 25 |
※筆者保有34銘柄の配当支払月を集計。黄色は20銘柄以上が集中する月。
6月と12月が「ボーナス月」状態です。これを平準化したい場合は、3月・9月決算の銘柄や、年4回分配のETF(僕の場合はREIT ETF)を混ぜると毎月の入金に近づけられます。僕は完全な平準化は狙わず、「年2回のボーナス+たまの入金」くらいの感覚で楽しんでいます。
守っている運用ルール
このポートフォリオは思いつきで買ったものではなく、②で書いた8つの基準で銘柄を選んだ上で、次のルールで運用しています。
① 取得時利回り3.5%以上で買う
買値に対する利回りが3.5%を下回る水準では買いません。現在の取得利回りは平均で約4.3%。高配当株は「いくらで買ったか」がほぼすべてです。
② セクター分散を守る(1業種10%以下)
1つの業種に資産の10%以上を入れないようにしています。さらにディフェンシブ銘柄と景気敏感銘柄が5:5になるように調整。どこかの業界が不況になっても、配当全体は守られる設計です。なお、内訳表で「ETF・他」だけ12.7%と大きいのは、REIT ETFがそれ自体多数の不動産に分散された商品で、単一業種への集中とは性質が違うため、このルールの対象外にしているからです。
③ 国内株のみ・原則売らない
為替リスクを避けるため日本株だけにしています。そして一度買ったら原則売りません。割合が崩れたら売却ではなく買い増しで補正します。売買で儲ける投資ではなく、配当を受け取り続ける投資だからです。

売らない前提なので、日々の株価はほとんど見ていません。見るのは配当のお知らせだけ。これくらいの距離感が長続きのコツだと思っています(笑)
真似する前に知っておいてほしいこと
配当は企業の業績次第で減配・無配になるリスクがあります。評価額も日々変動します。この記事はあくまで僕個人の実績の共有であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
まとめ
- 投資額約246万円・34銘柄で、年間配当見込みは約10.6万円(税引前)
- 取得利回りは平均約4.3%。手取りでも月7,000円ペースの配当収入
- 1銘柄3〜9万円の均等分散で、減配が来ても全体への影響は小さい
- 配当は6月・12月に集中する。ETFや決算期違いの銘柄で分散も可能
- ルールは「利回り3.5%以上・セクター分散・国内株のみ・原則売らない」

数字を公開するのは少し勇気がいりましたが、僕自身が始める前に一番見たかった情報なので出しました。この実績は今後も定期的に更新していく予定です。配当が増えていく過程を一緒に見届けてください!
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