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高配当株ポートフォリオの運用実績|買わずに増配4,448円【2026年8月】

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ゆーへい
ゆーへい

今月はほとんど株を買い足してないんだよね。それなのに来年もらえる配当は3,061円増えた。増配の力ってすごいよ!

この記事でわかること

  • 高配当株42銘柄の最新実績(2026年8月15日時点)
  • 買い足さなくても年間配当が3,061円増えた理由
  • どの業種にいくら入れているかの内訳(金額つき)
  • 投資累計・評価額・配当の月次推移

僕の高配当株ポートフォリオの実績を毎月公開するシリーズ、3回目の報告です。前回(7月号)では「10.8万円を買い増しして42銘柄になった」という話をしました。

今月の結論を先に書きます。年間配当見込みは114,319円から117,380円へ、3,061円増えました。

大きく買い足したわけではありません。増えた主役は「増配」です。1株も買わずに、約10万円を買い増したのと同じ効果がありました。

株を買い足さないと、もらえる配当って増えないんじゃないの?
それが増えるんだよ。会社が「今年から配当を上げます」と決めてくれると、持ってるだけで勝手に増えるんだ。

先に用語だけ、ざっくり解説

  • ポートフォリオ=自分が保有している株全体の「組み合わせ」のこと
  • 評価額・評価損益=いま売ったらいくらになるか・買値からいくら増減しているか(=含み益、含み損)
  • 年間配当見込み=いまの保有株数×1株配当で計算した、1年間にもらえる配当金の予定額
  • 増配=会社が1株あたりの配当金を引き上げること。株数を増やさなくても受け取る額が増えます

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2026年8月の実績は42銘柄・年間配当117,380円

お金が増えるイラスト
出典:いらすとや

まず最新の全体像から。数字はすべて僕の実際の保有データです。

ポートフォリオ全体サマリー(2026年8月15日時点)
購入額(投資元本)2,578,029円
評価額2,855,091円
評価損益+277,062円(+10.7%)
保有銘柄数42銘柄・21業種
年間配当見込み(税引前)117,380円
取得利回り(平均)約4.6%

※筆者の実際の保有データ。REIT ETFは8月15日の終値1,944円で計算しています。

年間配当見込み117,380円は税引前です。約20.315%の税金を引くと、課税口座なら手取りは約9.4万円。月平均で7,800円ほどが、株を持っているだけで入ってくる計算になります。

取得利回りは約4.6%。銀行の普通預金と比べると、桁が2つ以上違います。同じ100万円を置いておくだけで、行き先が違うとこれだけ変わるということです。

ゆーへい
ゆーへい

毎月ここの数字だけ淡々と積み上げてる。派手さはないけど、これが一番ブレないんだよ。

今月の変化:買い足さなくても配当は増える

元本は7,924円しか増えていない

前回の記事公開時と比べた変化がこちらです。

前月からの変化
項目7月号今回(8月)増減
購入額(投資元本)2,570,105円2,578,029円+7,924円
評価額2,711,713円2,855,091円+143,378円
評価損益+141,608円+277,062円+135,454円
年間配当見込み114,319円117,380円+3,061円
保有銘柄数42銘柄42銘柄±0

※前月は7月号公開時点の数値。

注目してほしいのは購入額(投資元本)が7,924円しか増えていないところです。それでも年間配当見込みは3,061円増えました。

評価額のほうは143,378円増えています。こちらは保有している株の値上がりによるものです。

ただし株価は下がることもあるので、僕はこの数字をあまり追いかけていません。見ているのは右側の「年間配当見込み」だけです。

増配した19銘柄の中身

今月は19銘柄が増配していました。合計で年間4,448円ぶんの上乗せです。

増配額の大きかった3銘柄を業種でぼかして挙げると、次のとおりです。

  • 情報・通信業のシステム開発会社:+832円
  • サービス業の学習塾:+792円
  • 金属製品のメーカー:+600円

1株も買い足していないのに、企業が配当を引き上げてくれた分だけ来年の収入が増えました。

この4,448円がどれくらいの価値なのか、買い増しに換算してみます。

増配4,448円は「いくら買い増したのと同じ」か
今月の増配額(19銘柄の合計)4,448円
僕の取得利回り4.55%
同じ配当を「買って」得るのに必要な金額約97,700円

※4,448円÷4.55%で計算。取得利回りは年間配当見込み117,380円÷投資元本2,578,029円です。

1株も買わずに、約10万円を買い増したのと同じ効果があったということです。

ちなみに今月このポートフォリオに実際に投じたお金が生んだ配当は、年間で1,844円ぶんでした。増配で増えた4,448円は、その2.4倍です。自分でお金を出して買った分より、企業が勝手に上げてくれた分のほうが大きかったことになります。

高配当株投資を続けていて一番うれしい瞬間が、この「増配のお知らせ」が届くときです。株価の上下と違って、増配は一度決まると翌年以降の土台になります。

ゆーへい
ゆーへい

増配って要するに「持ってるだけで昇給する」ようなものなんだよね。目先の利回りだけで選ぶとこの恩恵は受けにくいから、選び方9つの基準もあわせて見てみてね。

21業種に分散、1業種10%以下を維持しています

業種別の内訳(2026年8月15日時点)

42銘柄を業種ごとに集計した最新の内訳です。個別の銘柄名は伏せていますが、金額はすべて実データです。

高配当株ポートフォリオの業種別構成比(全21業種・2026年8月時点)
業種別の構成比(筆者の保有データより作成)

円グラフにすると分散の具合がひと目で分かります。一番大きい「ETF・他」はJ-REIT(不動産に投資して家賃収入を分配する商品)のETFで、全体の13.6%。それ以外の業種はすべて10%以下に収まっています。

業種別の内訳(評価額の大きい順・2026年8月15日時点)
業種銘柄数評価額年間配当構成比
ETF・他1388,800円18,440円13.6%
サービス業6270,901円12,031円9.5%
化学3257,230円8,580円9.0%
情報・通信業5218,026円9,386円7.6%
卸売業2161,060円7,285円5.6%
倉庫・運輸関連業2158,774円7,020円5.6%
その他金融業2146,838円6,648円5.1%
不動産業2141,550円6,007円5.0%
建設業2119,772円4,823円4.2%
その他製品2115,780円5,457円4.1%
小売業3112,828円4,046円4.0%
食料品2106,952円3,775円3.7%
金属製品296,410円4,100円3.4%
電気・ガス業190,068円2,415円3.2%
保険業187,048円3,060円3.0%
機械179,464円3,640円2.8%
医薬品178,792円3,318円2.8%
銀行業176,428円2,090円2.7%
ガラス・土石製品171,232円2,240円2.5%
精密機器160,606円2,520円2.1%
ゴム製品116,532円500円0.6%
合計(21業種)422,855,091円117,380円100%

※年間配当は1株配当×保有株数の見込み額(税引前)。個別の銘柄名は伏せていますが、金額は実際の保有データです。

1業種10%以下という自分ルールを守ると、どこかの業界が不調になっても配当全体へのダメージは限定的になります。21業種に散らしているので、1業種が丸ごと無配になっても影響は数%です。

月次推移:この表を毎月育てていきます

投資累計・評価額・年間配当見込みの推移を、毎月1行ずつ記録していきます。

投資累計・評価額・年間配当見込みの月次推移グラフ
月次推移のグラフ(毎月更新。点が増えていきます)
月次推移(毎月更新)
時点投資累計評価額評価損益損益の前月比トータル利回り年間配当見込み
2026年6月2,461,976円2,570,737円+108,762円+4.4%106,605円
2026年7月2,570,105円2,711,713円+141,608円+32,846円+5.5%114,319円
2026年8月2,578,029円2,855,091円+277,062円+135,454円+10.7%117,380円

※各月の記事公開時点の数値。トータル利回り=評価損益÷投資累計(配当を含まない値上がり分のみ)。

青い線(投資累計)がほぼ横ばいなのに、オレンジの線(年間配当見込み)だけ上がり続けているのが分かると思います。お金を追加していないのに配当が増えているのは、増配のおかげです。

ゆーへい
ゆーへい

この表が12行、24行と伸びたときが楽しみなんだよね。地味だけど毎月1行ずつ増やしていくよ。

高配当株の運用でよくある疑問

Q1. 「年間配当見込み」は本当にその通りもらえるの?

いいえ、確定額ではありません。いまの保有株数×会社が発表している1株配当で計算した予定額です。

業績が悪化すれば減配されて下振れしますし、増配されれば上振れします。僕の場合は今月のように上振れする月もあれば、減配の連絡が来る月もあります。あくまで「いまの見込み」として見てください。

Q2. 増配ってどのくらいの頻度で起きるもの?

日本企業は3月決算が多いので、増配の発表は春(4〜5月)と中間発表の秋(10〜11月)に集中します。ただし決算期は会社ごとに違うので、42銘柄も持っていると年間を通じてポツポツ届きます。

今月のように19銘柄がまとめて動くこともあれば、1〜2銘柄しか動かない月もあります。

Q3. J-REITは株と何が違うの?

J-REITは、集めたお金でオフィスビルや物流施設などの不動産を買い、その家賃収入を投資家に分配する商品です。1口2,000円ほどから、何十件もの不動産に分散して投資できるのが個人にとっての利点です。

僕が持っているのは東証REIT指数に連動するETFなので、これ1本で日本のJ-REIT市場全体に投資している状態になります。だから僕はこれを「1銘柄」ではなく「分散された1つの業種」として扱っています。

Q4. 真似する前に知っておいてほしいこと

配当は企業の業績次第で減配・無配になるリスクがあります。評価額も日々変動します。今月は増配が続きましたが、逆の月もあります。

この記事は僕個人の実績の共有であり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

ゆーへい
ゆーへい

数字は良いところも悪いところも、そのまま出すようにしてる。参考にする時は自分の状況に置き換えて考えてみてね。

おまけ

ここまで読んでくれた方へのおまけです。選び方9つの基準のうち財務チェックの5つ——①利回り3.5%以上・⑥EPS(1株当たり利益)が長期で成長・⑦10年減配なし・⑧自己資本比率(総資産のうち借金でない自己資金の割合)50%以上・⑨売上高と営業利益が右肩上がり——を実際の市場に当てはめて、条件を全部クリアした銘柄を紹介します。

5つの基準を全部クリアした3銘柄(2026年8月14日時点)
業種銘柄予想利回り過去10年の減配売上高・営業利益(10年)自己資本比率
建設ライト工業(1926)3.89%なし売上+49%/営業利益+100%71.5%
その他製品TAKARA & COMPANY(7921)4.21%なし売上2.1倍/営業利益2.8倍76.2%
卸売サンゲツ(8130)4.92%なし売上+54%/営業利益+113%64.3%

出典:IR BANKの配当推移・決算データより筆者集計。利回りは会社予想配当÷株価の概算です。

今月は16社を調べて、残ったのは3社だけでした。落ちた13社の内訳がこちらです。

今月の落選銘柄と、その理由
落ちた理由銘柄社数
利回りが3.5%に届かないアイカ工業(3.49%)/タクマ(3.35%)/日本管財HD(2.1%)/沖縄セルラー電話(1.97%)4社
過去10年で減配している蔵王産業/ニチリン/マブチモーター/大和工業/中央自動車工業/NSD/岡谷鋼機/ニッコンHD/東京個別指導学院/東計電算10社
自己資本比率が50%未満稲畑産業(47.3%)1社
営業利益が伸びていない東亞合成(先月は基準内だったが、基準⑨の追加で脱落)1社

※16社を調べて13社が脱落しました。

調べていて一番はっきり見えたのは、「利回りが高い銘柄には減配歴があり、減配していない銘柄は株価が上がって利回りが下がっている」という構図でした。利回り4.57%のニチリンも4.02%のマブチモーターも、過去に減配しています。逆に12年連続増配のアイカ工業は、利回りが3.49%と基準にあと0.01%届きませんでした。

先月このコーナーで紹介した東亞合成は、今月から基準⑨(売上高・営業利益が右肩上がり)を加えたことで脱落しました。売上は伸びているのに営業利益が横ばいだったためです。基準を1つ足すだけで結果が変わるのが、スクリーニングの面白いところだと思います。

ゆーへい
ゆーへい

先月OKだった銘柄が今月ダメになる。厳しいようだけど、この線引きをゆるめたら基準の意味がなくなるからね。

このコーナーの読み方

ここで挙げた銘柄は「僕のブログの基準に当てはまった」という事実の紹介であり、購入の推奨ではありません。今回のサンゲツのように、僕が保有している銘柄が含まれる場合もあります。

利回りは株価で日々変わりますし、財務データも執筆時点のものです。投資判断は必ずご自身でお願いします。

まとめ|高配当株は買い足さなくても配当が育つ

  • 2026年8月時点:投資額2,578,029円・評価額2,855,091円・年間配当見込み117,380円(税引前)
  • 投資元本は7,924円しか増えていないのに、年間配当は3,061円増えた
  • 増えた主役は増配。19銘柄で合計4,448円=約10万円を買い増したのと同じ効果
  • 42銘柄・21業種に分散し、1業種10%以下のルールを維持している
  • おまけのスクリーニングは16社中3社が通過。高利回りと減配なしの両立は難しい
ゆーへい
ゆーへい

株価は毎日上下するけど、増配は積み上がっていくばかり。だから僕は配当の数字だけ見てます。来月もぜひ見に来てね!

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