
夏の電気代の請求、ちょっとドキッとするよね。うちって使いすぎなのかな、ほかの家はいくらなんだろうって気になるやつ。
この記事でわかること
- 戸建てで夫婦2人のうちの8月の電気代と使用量(明細の実数)
- 統計の平均と比べて、高いのか安いのか
- 去年より使ったのに、請求が254円安くなった内訳
- 入居のときに、うちがやったこと
夏の電気代は、1年で一番高くなりやすい時期です。請求を見て「これって普通なの?」と思っても、ほかの家と比べる機会はなかなかありませんよね。
僕の場合=40代夫婦2人・滋賀の平屋3LDK(約97㎡)・入居して2年半の戸建てです。ガスは都市ガスで、電気はコスモでんきを使っています。電気の明細を2年分並べて、統計の平均と比べてみました。
先に答えを言うと、うちの2026年8月分の電気代は498kWhで13,788円でした。統計の2人世帯の平均より高めです。去年の8月分より12kWh多く使ったのに、請求は254円安くなっていました。明細を並べると、国の値引きが去年より1kWhあたり1.5円大きかったのが効いています。
先に、この記事に出てくる言葉をざっくり解説
- kWh(キロワットアワー):電気を使った量の単位。数字が大きいほど、たくさん使っている
- 検針:電力会社が、前の検針日からの使用量を確定させること。うちの「8月分」の請求は、7月15日〜8月中旬に使った分
- 燃料費調整額:燃料の値段に合わせて毎月変わる金額。国の値引きはここから引かれる
- 再エネ賦課金:再生可能エネルギーを広めるため、使った量に応じて全員が払うお金
本文では、点線の付いた言葉を押すと、その場で解説が開きます。
結論|うちの8月の電気代は13,788円。平均より少し高め
うちの数字と、国の統計を並べるとこうなります。
| うち | 平均 | |
|---|---|---|
| 8月の電気代 | 13,788円(2026年8月分) | 11,621円(2人世帯・2025年8月) |
| 8月の使用量 | 498kWh(請求の8月分・7/15〜8/17) 423kWh(暦の8月・1日〜31日) | 約383kWh(戸建て・2人世帯) |
出典:総務省「家計調査」2025年・二人以上の世帯のうち世帯人員2人(8月は月次の表)・環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」2023年度(GJをkWhに換算)。うちの数字はコスモでんきの明細とマイページの記録
※金額も使用量も、小さいほど電気を使っていない。家計調査の金額は「その月に払った額」なので、うちの「8月分」の請求と時期が少しずれます。
電気代は平均より2,000円ほど高く、使用量も1〜3割ほど多めです。2人世帯の1年の月平均は12,144円(2025年)なので、夏はそこから少し上がる計算です。うちの夏の使い方は、このあと書きます。

マイページの記録を3年分並べると、暦の8月は去年より35kWh少なく、9月は大きく減っていました。請求の「8月分」は7月中旬〜8月中旬の分なので、暦の月とは増減が逆になることもあります。
去年の8月分と比べると|使ったのに254円安かった
次は、請求書の「8月分」どうしで比べます。こちらは検針日で区切った数字なので、上のグラフの暦の月とは少しずれます。
| 2025年8月分 | 2026年8月分 | |
|---|---|---|
| 使用量 | 486kWh | 498kWh(+12kWh) |
| 請求額 | 14,042円 | 13,788円(−254円) |
| 電力量料金 | 12,050円 | 12,393円(+343円) |
| 燃料費等調整額(国の値引き込み) | +117円(単価0.24円/kWh) | −627円(単価−1.26円/kWh) |
| コスモでんきの割引 | −580円 | −580円 |
| 再エネ賦課金 | 1,934円(3.98円/kWh) | 2,081円(4.18円/kWh・+147円) |
| 国の値引きの単価(7月使用分) | 2.0円/kWh | 3.5円/kWh |
出典:うちの数字はコスモでんきの明細(使用期間は2025年が7月15日〜8月18日、2026年が7月15日〜8月17日。基本料金522.58円は両年同じ)。国の値引きは経済産業省(2025年)・経済産業省(2026年)、再エネ賦課金は経済産業省(2026年度)
※マイナスの金額は請求から引かれる分。国の値引きは「8月分」の請求には7月に使った分の単価で入ります(8月に使った分の4.5円は「9月分」の請求)。
2年分の明細を並べると、254円の差の中身ははっきりしていました。使用量が12kWh増えた分で電力量料金が343円、再エネ賦課金の値上がりで147円増えています。それを上回って、燃料費等調整額が744円下がりました。
燃料費等調整額の単価は、去年の0.24円から今年は−1.26円へ、ちょうど1.5円下がっています。国の値引きの単価の差(2.0円→3.5円)と同じ幅です。つまり、使った量は増えたのに安くなったのは、国の値引きが大きかったからでした。
国の値引きは、いつまでもあるわけではない
2026年の値引きは7〜9月に使った分が対象で、9月に使った分(3.5円)は10月の検針の請求まで入ります。10月以降に使う分については、2026年10月12日時点で発表は見つかっていません。値引きがなくなると、同じ使い方でも請求は上がります。うちの8月分なら、3.5円×498kWhで約1,740円上がる計算です。
国の値引きがいくらになるかを、うちの請求で計算した話は、こちらにまとめています。

うちの夏の使い方|エアコン2台・家にいる時だけ
同じ2人暮らしでも、使い方で電気代は大きく変わります。うちの夏の使い方は、こうです。
エアコンは2台
夏に使っているエアコンは2台です。
家にいる時だけつける
平日の昼は、夫婦とも仕事で家にいません。エアコンは家にいる時だけつけて、出かけるときは消しています。在宅勤務で昼も家にいる家なら、うちより使用量は増えるはずです。
電気代が平均より高い家は、まず使用量(kWh)を平均と比べてみてください。使用量が平均くらいなのに金額だけ高いなら、使い方より料金プランを見直す番です。
入居のときにやったこと|電気の会社を比べて選んだ
入居のときにやったのは、電気の会社を比べて選ぶことでした。電気代の比較サイトのエネチェンジで比べて、一番安かったコスモでんきに決めています。
ガス会社の電気とも比べた
比べたときは、ガス会社が出している電気のプランも候補に入れて見ました。そのうえで、比べた中で一番安かったのがコスモでんきでした。
明細で見た割引は月580円
コスモでんきのスタンダードは、使った量が多い月ほど割引が大きくなるプランです。うちの8月分は、2年とも450〜500kWhの割引として580円が引かれていました。反対に、250kWh未満の月は割引がありません。燃料費の調整には上限があり、電気の値段が市場で上下する「市場連動型」ではありません(エネチェンジの解説)。
申し込みはネットだけ。2年半、不満はない
申し込みはネットだけで終わりました。使い始めて2年半、特に不満はありません。割引の段階ごとの金額は、上で紹介した補助金の記事の中に表でまとめています。
電気の会社を変えるかどうか|使用量で答えが変わる
コスモでんきのように、使用量が多い月ほど割引が大きいプランは、使う量が少ない家だと割引がほとんど付かないこともあります。
| 月の使用量 | 多い家の例 | 見直しの目安 |
|---|---|---|
| 250kWh未満 | 一人暮らし・日中ほぼ不在 | 使用量で割引が増えるプランは効きにくい。基本料金の安さで比べる |
| 250〜500kWh | 夫婦2人の戸建て(うちの夏は約500kWh) | 比較サイトで一度比べる価値あり |
| 500kWh以上 | 子育て世帯・在宅勤務・親と同居 | 割引の差が大きくなりやすい。夏と冬の明細で比べる |
※使用量は明細の「使用電力量」で確かめられます。多い家の例は目安で、家の広さや使い方で変わります。
電気の会社を変えるかどうかは、人によって考えが分かれます。よく言われることを2つに分けると、こうなります(僕の意見ではなく、一般的によく挙がる理由です)。
比べて変えた方がいい派
- 使い方を我慢しなくても、毎月の料金が下がる
- 申し込みはネットで済み、工事もいらないことが多い
- 一度変えれば、その後はずっと効く
大手のままでいい派
- 使う量が少ないと、差がほとんど出ない
- 電気の値段が市場で上下するプランは、高くなる月がある
- ガスとのセット割など、今の契約の特典がなくなることがある
変えるなら、電気の値段が市場で上下する「市場連動型」かどうかは必ず確かめてください。コスモでんきのスタンダードは、市場連動型ではありません。
夏の電気代でよくある疑問
Q. 「8月分」は8月に使った電気のこと?
そうとは限りません。うちのコスモでんきの「8月分」は、7月15日〜8月18日に使った分でした。検針日で区切るので、暦の8月と少しずれます。比べるときは、明細の使用期間を見てください。
Q. 二人暮らしで夏の電気代が15,000円を超えたら高い?
金額だけでは決められません。家の広さやエアコンの台数で使用量が変わるからです。まず使用量(kWh)を、戸建て2人の8月の平均の約383kWhと比べてみてください。
Q. 国の値引きは新電力でも入る?申し込みは?
申し込みはいりません。電力会社が請求から自動で引きます。新電力でも、ほとんどの会社が同じように値引きしています。うちのコスモでんきも、2年とも明細に値引きが入っていました。念のため、契約先のお知らせで確かめてください。
Q. 電気の使用量はどこで見られる?
明細や、電力会社のマイページで見られます。うちはコスモでんきのマイページで、月ごとの使用量を確かめました。この記事のグラフも、マイページの記録から作っています。
まとめ|8月の電気代は使用量を平均と比べる
- うちの2026年8月分は498kWhで13,788円。2人世帯の平均(8月11,621円)より少し高め
- 去年の8月分より12kWh多く使ったのに、254円安かった。電力量料金+343円・再エネ賦課金+147円を、国の値引き込みの燃料費等調整額−744円が上回った
- 国の値引きは10月以降に使う分の発表がない。なくなれば、うちの8月分で約1,740円上がる計算
- 電気代が高いと感じたら、まず使用量を平均と比べる。平均くらいなら、料金プランを比べる

金額だけ見て焦る前に、明細の「kWh」を見てみて。使った量が分かると、何を見直せばいいかがはっきりするよ。
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