
楽天プレミアムカード、年会費11,000円払ってましたよね。プライオリティパスも使わないまま、なんとなく更新し続けていませんでしたか?僕も同じでした。
この記事でわかること
- 楽天プレミアムカードを解約した本当の理由
- 2026年現在、楽天市場のSPU倍率は一般カードと同じになっていること
- 年会費11,000円の元が取れる人・取れない人の具体的な線引き
- それでも持ち続ける価値がある唯一の使い道
- 解約手続きの実際の流れと、解約前に確認すること
自動車保険や固定費を見直したときと同じで、クレジットカードの年会費も「なんとなく払い続けている」お金の代表格です。僕は数年前、楽天プレミアムカードを解約しました。
結論から言うと、使っていたのはSPUのポイント倍率だけで、プライオリティパス(海外空港ラウンジの優待)は一度も使わないまま、年会費11,000円を払い続けていました。当時は楽天市場での買い物が多い時期で、特典に見合うくらい使っている感覚がありましたが、暮らしが落ち着いて買い物が減ってからは、年会費だけが残るようになっていました。
プライオリティパス、一度も使わないまま払っていた年会費

出典:いらすとや
楽天プレミアムカードには、海外の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が付帯していました。ただ、僕自身は海外に行く頻度がそこまで高くなく、結局一度も使わないまま解約に至りました。使っていない特典のために年会費を払い続けていた、という一番シンプルな理由です。
プライオリティ・パスは2025年1月に改定されている
- 無料利用が「無制限→年5回まで」に制限——6回目以降は1回35米ドルが必要
- コースが選択制から「楽天市場コースのみ」に統一——以前あった選択の幅がなくなった
当時は使っていなかった身としては「使わなくてよかった」とも思う一方、そもそも高い年会費を払う意味があったのか、という話でもあります。
SPU常時+3倍、その恩恵は「買い物量」次第だった
楽天プレミアムカードのSPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天市場の買い物で常時+3倍。通常の楽天カード(+2倍)より1倍分お得な設計です。楽天市場をよく使っていた時期は、この差がしっかり効いていました。でも、家具や生活用品を一通り揃え終えたタイミングで楽天市場での買い物自体が減り、SPU上乗せの恩恵も一緒に薄くなっていきました。
そして2026年現在、状況はさらに変わっています。楽天市場のSPU倍率は制度改定によって見直され、一般カードとプレミアムカードの差は実質的になくなりました。つまり「楽天市場をたくさん使うからプレミアム」という理由は、今では成り立ちません。僕が解約した当時の判断が、結果的に制度変更を先回りした形になっています。
| 項目 | 楽天カード | ゴールド | プレミアム |
|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
| 楽天市場のSPU | +2倍 | +2倍 | +2倍 |
| 楽天証券クレカ積立 | 0.5% | 0.75% | 1.0% |
| プライオリティ・パス | なし | なし | 年5回まで無料 |
出典:楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」(代行手数料0.4%以上のファンドの場合)ほか各社公表情報より作成。制度は変更される可能性があります
表にすると分かりやすいのですが、年会費11,000円を払って明確に差がつくのは「楽天証券のクレカ積立」と「プライオリティ・パス」の2つだけです。楽天市場での買い物では、もう差がつきません。
年会費11,000円の元を取れるのは、この2パターンだけ
- 楽天証券で毎月10万円を積み立てている——一般カード0.5%との差は0.5%。月10万円×12か月×0.5%=年6,000円分。これだけでは足りず、他の特典と合わせてようやく11,000円に届きます
- 年2回以上、海外の空港ラウンジを使う——プライオリティ・パスは6回目以降1回35米ドル(約5,000円)。逆に言えば年2回使えば1万円分で、ほぼ年会費に相当します
僕はどちらにも当てはまらなくなっていました。「楽天市場でたくさん買うから」は、もう理由になりません。
度重なる楽天の改定、今振り返ると「やめて正解」だった
解約した当時は「特典を使わなくなったから」という理由だけでしたが、その後も楽天全体でポイント制度の見直しが続いています。2025年には公共料金の還元率が半減したり、海外利用時の手数料が引き上げられたりと、複数の変更がありました。当時そこまで見越して決断したわけではありませんでしたが、今振り返ると、あのタイミングでやめておいてよかったと思っています。
「解約してよかった派」と「持ち続ける派」、それぞれの言い分
僕の結論は「解約してよかった」ですが、持ち続けている人にも相応の理由があります。ネット上の意見を要約して並べてみます。
読み比べて分かったこと
両者の言い分は対立しているようで、実は「楽天市場をどれだけ使うか」ではなく「楽天証券と海外旅行を使うか」で分かれています。かつての「楽天でよく買い物する人向けのカード」という位置づけは、すでに過去のものになっているということです。
解約していい人・持ち続けたほうがいい人
解約していい人
- 海外旅行・出張が年1回あるかないか
- 楽天証券で積立をしていない、または月の積立額が数万円以下
- 「楽天市場をよく使うから」という理由だけで持っている
- 付帯特典を最後にいつ使ったか思い出せない
持ち続けたほうがいい人
- 楽天証券のクレカ積立を毎月10万円やっている(年6,000円分の差)
- 年2回以上、海外の空港ラウンジを使う機会がある
- 出張が多く、旅行傷害保険を別途契約するのが手間
- 誕生月ポイントや楽天モバイル割引まで含めて使い切れている
解約前によくある疑問
Q. 解約すると貯まっていた楽天ポイントは消える?
カードを解約しても、楽天会員IDに紐づいて貯まっている通常ポイントは消えません。ただし期間限定ポイントや、カード会員向けの特典として付与されたポイントは扱いが異なる場合があるので、解約前に残高と有効期限を確認しておくと安心です。
Q. プレミアムから年会費無料の楽天カードに「downgrade」できる?
いったん解約して、あらためて年会費無料の楽天カードを申し込む形になります。楽天カードを1枚も持っていない状態を作らないよう、先に無料カードを作ってからプレミアムを解約すると、公共料金の引き落としなどが止まらずに済みます。
Q. 年会費を払った直後に解約したら返金される?
基本的に年会費の日割り返金はありません。更新月の直前に「今年も使わなかった」と気づいて解約するのが、いちばん無駄がないタイミングです。逆に更新直後だと、1年分を捨てることになります。
Q. 解約するとETCカードや家族カードはどうなる?
本カードを解約すると、紐づいているETCカード・家族カードも同時に使えなくなります。ETCを日常的に使っている場合は、新しいカードでETCを発行してから解約する順番にしてください。
解約手続きはネットですぐ終わった
手続き自体は、JAFをやめた時と同じく拍子抜けするほど簡単でした。会員ページから数分で完了し、電話で引き止められることもありませんでした。
まとめ
- プライオリティパスは一度も使わないまま、年会費11,000円を払い続けていた
- 2026年現在、楽天市場のSPU倍率は一般カードと同じ。「楽天でよく買うから」は理由にならない
- 明確に差がつくのは「楽天証券のクレカ積立1%」と「プライオリティ・パス」の2つだけ
- 元が取れるのは「毎月10万円の積立(年6,000円分)」か「年2回以上の海外ラウンジ利用」に当てはまる人
- 解約前に、無料カードを先に作る・ETCの移行・ポイント残高の確認をしておく
- 解約手続きはネットで数分、電話の引き止めもなかった

ゴールドでもプラチナでも同じですが、「特典を使っているか」を定期的に振り返るだけで、年会費が浮くことがあります。僕は今、年会費無料の楽天カードで十分満足しています。
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