
ガソリンが170円で落ち着いたなと思ってたけど、あれ補助金で下げてる価格なんだよね
2026年9月1日、政府が予備費から6,160億円の支出を閣議決定しました。うち6,136億円がガソリンなど燃料油の価格を抑える補助金で、レギュラーガソリンの全国平均を170円程度に抑える今の目安をそのまま維持します(共同通信)。
車が1台ないと生活が回らない地域に住んでいると、ガソリン代は「節約する費目」というより固定費に近い出費です。今の170円がどうやって作られているのか、短くまとめます。
170円のうち、32.5円は補助でできている
今の補助は、資源エネルギー庁の「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」という制度です。2026年3月19日から始まっていて、2026年8月27日以降の支給単価はガソリン・軽油ともに1リットルあたり32.5円。国が元売りに補助を出して、その分だけ店頭価格を下げてもらう仕組みです。
いまのガソリン価格の中身
- 全国平均レギュラー 169.9円/L(2026年8月24日時点・近畿は169.8円)
- 補助の支給単価 32.5円/L(2026年8月27日以降)
- ガソリンの暫定税率25.1円/Lは2025年12月に廃止済み
税金を1つ廃止したうえに、さらに補助を上乗せして170円を作っている状態です。逆にいうと、補助がなければ単純計算で200円を超える水準ということになります。出典:資源エネルギー庁「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」。
補助が終わると、うちは月いくら増えるのか
月に40L給油する家庭なら、32.5円×40L=月1,300円、年15,600円ぶんを補助が肩代わりしている計算です。通勤で使って月60Lなら月1,950円、年23,400円。金額としてはサブスクを1つ解約するのと同じくらいですが、ガソリン代は使う量そのものを減らしにくいので、削る優先順位でいえばかなり後ろのほうになります。
今回は9月1日の閣議決定で当面の財源がついた形ですが、予備費からの支出は繰り返し判断されるもので、いつまで続くかは決まっていません。「170円が普通」ではなく「170円は今だけ」と見ておいたほうが、あとで慌てずに済みます。
今のうちにできる3つのこと
ガソリン代は下げられないので、まわりを整える
- 1か月のガソリン代を数える。カード明細1か月分を見るだけで、補助が終わったときの戻り幅がわかります
- 車の固定費のうち、動かせる方から見直す。単価が国の判断で決まるガソリンと違って、保険料はこちらで動かせます
- 月1,300円戻る前提で家計を見ておく。終わってから慌てるのと、織り込んでおくのとでは違います
2番目については、うちも一括見積もりで自動車保険を見直したときに15分で終わったので、車の維持費で先に触るならここだと思っています。ガソリンの単価は待つしかないぶん、動かせる方を先に片づけておくほうが精神衛生上もいいです。

うちは車1台で月40Lくらい。1,300円は大きくはないけど、いつ戻るか分からないぶん先に知っておきたかった
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